初めまして!
当ブログの管理人の貝殻と申します。
私は2014年から2022年までの約8年間国税専門官として働いていました。
国税専門官を辞めるまで
国税専門官は大学時代の自分にとって理想の職業でした。
私が国税に入る前に聞いていた点は以下のような内容でした。
・公務員として安定した地位があること。
・脱税を取り締まりという国家にとって不可欠な職であること。
・公務員はゼネラリストであることが多いものの、国税専門官は「税」という一つのスキルを極めることができること。
大学3年時から公務員試験の勉強を開始。
4年の時に他の地方自治体も最終合格したものの、国税専門官の道を選びました。
そして2014年4月和光にて研修を経たのち、副署長が2人いる比較的大きな署に配属され・・・。
その後いろいろあって2022年に辞めました。
辞めた理由は「人」と「仕事内容」です。
「人」というのは納税者のことではありません。国税職員のことです。
国税は税務調査で納税者や税理士と対峙するからストレス耐性が必要と記載された内容の記事を見たことがあります。ですが私の個人的な意見ですと、納税者に対してのストレスはそこまでありません。
むしろやっかいなのは同じ立場である国税職員です。
国税の風潮はとにかく面倒な仕事を文句を言わない職員におしつける風潮があります。
また仕事を聞こうにも「事務提要を見ろ」「俺(私)が若いころはそうしていた」と会話になりません。
管理職もまた面倒事は極力さけるようでパワハラまがいの発言をしてる上席(40~60代)がいてもまともに取り合うことはしませんでした。
そして「仕事内容」です。
国税は税務調査が主な仕事ですが・・・。
調査といっても選定された納税者のところへ行き帳簿や原始記録と申告内容を元に事実認定するだけです。あまりエキサイティングな場面に遭遇することはありませんでした。(重加算税を付加した経験も何件かはあるにはありますが)
そこで局の調査を希望したのですが・・・。
なかなか希望は通りませんでした。
私貝殻は専科研修の成績C評価で、労働組合の活動も参加してないという大変消極的な職員でした。
そんな私ではなかなか局に行くチャンスはなかったみたいです。
代わりに与えられたのは開発調査やら資料(国税で集めている情報を資料と呼びます)担当やらの仕事ばかりでした・・・。
(多分このまま希望だしていない署に行かせられたり、裏方の仕事やらを与えられて定年まで過ごすんだろうな・・・。これが自分の思い描いてきた国税の職場なのだろうか・・・。)
そして辞職しました。
公務員を辞めた後
公務員を辞めて現在はフィリピンで語学留学しています。
もともと自分は英語が得意だったので今後はこのスキルを活かし外資系の企業で働きたいなぁ・・・と漠然と考えています。本ブログを通して国税や公務員を辞めてもまだほかに選択肢はあるんだということを発信していきたいと思います。
追記
その後、フィリピン留学中にオンラインでの面接と日本帰国後の面接を経て今現在は外資系の会社で働いてます。
今後は国税と外資系の会社の環境の違いや、国税からの転職方法なんかもブログにアップロードできたらと思っています。
30過ぎても公務員から転職は可能です。国税(公務員)から脱出したい方を本ブログを通して応援していきたいと思っています。
本ブログの目的
本ブログは公務員になる人のためのブログではなく、公務員を辞めたい人のために情報提供をするブログです。
筆者が散々悩んで公務員を退職して結果的にいま外資系の企業で働いている経験を活かして、公務員の現場で悩みを抱えている皆様を支援していきたいと考えています。
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貝殻@公務員から外資系(@xxxkaigaraxxx)さん / Twitter
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