こんにちは。
みなさんこんにちは
今回の記事では「公務員は民間で使えない」という説に対して、元公務員で現在外資系企業勤務の筆者から意見を述べたいと思います。それでは行ってみましょう。
初めまして!筆者は
・8年間国税専門官として税務署勤務。
・新卒で地方の国税局採用でした。
・国税辞職後は外資系の会社で働いています。
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公務員は民間では使えない?
色々述べる前に先に筆者の結論を申し上げると
そんなん人によるでしょとしか言いようがないです。
当然と言えば当然なのですが、公務員時代に使えない人が民間企業に行ったからといっていきなり覚醒して輝くことはないですし、またその逆も然りです。
そもそも民間企業=有能、公務員=無能だったら、民間企業から公務員転職してきた人が異世界転生のごとく公務の場で活躍できそうなものですが実際そんなことはありません。
筆者は国税専門官として税務署勤務をしていましたが、その間に民間企業から転職してきた人にも何人かお会いしてきました。特に国税は採用枠が多い関係から2~3年民間企業で働いて国税専門官になる人もいれば10年以上働いて社会人採用枠で入ってくる人もいます。ではその人たちが軒並み有能な人たちかと言えば答えはノーです。彼らにどんな背景があるかは筆者の知るところではありませんが、民間企業で順調に出世コースを歩んでいたらそもそも公務員転職なんかしませんよね。
逆に公務員を辞めて活躍している人は国税だけでも某有名大学の教授や、税務調査対策についてコラムを執筆している税理士などがいます。恐らく彼らは国税にいるより自身の能力を十分に活かした分野で活躍し、収入も公務員時代よりかは増えているのではないかと思います。(あくまで推測です)
筆者の場合
筆者の場合国税時代はザ・普通な職員でした。成績はずっとB(可もなく不可もなし)でした。税務調査で重加算税を3件賦課した年もあれば、国税庁長官表彰なんかをもらい国税広報(だっけ?)に名前が載った年もありますが、ずっとBでした。逆に4件連続是認とか専課研修C評価で帰ったきた年もBでした。何をやっても上からの評価はBってことです。
そんな筆者の今現在の仕事ぶりは
特に変わっていません。
言われた仕事をなるべく早く、丁寧に、正確にこなすように心がけているだけです。しかしながら、業務に対しての知識は必要なので毎朝と休日に自己研鑽の一環としてUSCPAの勉強に取り組んでいるような状況です。心がけているのはそれくらいです。
同じような仕事ぶりですが、外資系特有のオシャレなオフィスで公務員時代よりローストレスで自分の得意な英語を使い毎日依頼された案件に対して正確にレスポンスをしています。不思議なことに公務員時代と自身の能力はそんなに変わっていないはずなのですが、働く環境が変わったことで、ストレスが減り、逆に給料は増えました。
つまり公務員は民間では使えないってことはないですし、能力次第でいくらでも活躍できると断言できます。
活躍するには自身の強みをしっかりと分析する
公務員から民間で活躍するには自身の強みを分析する必要があります。例えば国税専門官での勤務で培ったことと言えば
- 事務処理
- 法令解釈
- Microsoft Office(主にエクセル、ワード)
この辺は転職しても引き続き使ってはいます。なので引き続き事務職を希望するのであればまずここら辺の経験は活かせることにはなります。
しかしながら、これだけではなかなか希望の職種にはありつくことができないのが現状でしょう。
それでここからはプラスアルファで自身の興味がある分野や、適性のある資格を習得、あるいは習得のための勉強をしつつ、転職活動をしていくというのがいいと思います。転職を希望する業界に向けて自身がどういった資格や経験が必要か、あるいは今現在欠けているものはなにかをしっかりと分析し、転職サイトに登録しましょう。
正直自分ひとりでそのへん判断するのは面倒だということであれば業界専門エージェントに聞くというのが手っ取り早いです。
筆者の場合
- 自分は英語が得意だし、それを活かして仕事がしたい。
- 今まで公務員として培ってきた経験も生かしたい
- 収入は今より高いほうがいい。
という軸で仕事を探しました。簡単ではありませんでしたが結果的になんとか3か月で転職活動は終えました。
詳しくはこちらのnoteをみてください。
まとめ
公務員は民間企業で使えないってことはないです。これは断言できます。キャリア官僚だけでなく今では割と普通の行政職公務員でも気軽に転職できますし、いまは一次面接はオンラインなのでわざわざ退職せずとも在職中にこっそりと転職活動なんてのは容易です。
今現在公務員で、民間企業で挑戦したいという方は是非頑張ってください。応援しています。
筆者の転職ノウハウやブログに書けない国税ネタはこちらのnoteから
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