皆さんこんにちは!
筆者は大学時代に国税の仕事をイメージするために職場に入る前にドラマと映画を数作品見ていました。
そんな筆者から国税の仕事に興味ある人におすすめの作品を紹介したいと思います。
国税の職場見てみたいなぁ・・・。
まぁ映像作品なのでちょっと盛ってるかと思いますが・・・。参考にしてください!
ちなみに職場に入ってからはこういった「国税」をテーマにしたドラマは見ていません。いざ現職になるとこの手のドラマは脚色が過ぎるので見なくなってしまいます。警察官が刑事ドラマを見ないようなものでしょうか。
国税の職場を題材にした映像作品を解説します。
初めまして!筆者は
・8年間国税専門官として税務署勤務。
・新卒で地方の国税局採用でした。
・国税辞職後は外資系の会社で働いています。
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第1位 マルサの女
港町税務署のやり手調査官・板倉亮子は、管内のパチンコ店の所得隠しを発見したり、老夫婦の経営する食品スーパーの売上計上漏れを指摘するなど、地味な仕事を続けている。そんなある日、実業家・権藤英樹の経営するラブホテルに脱税のにおいを感じ、調査を行うが、強制調査権限のない税務署の業務の限界もあり、巧妙に仕組まれた権藤の脱税を暴くことができずにいた。
そんな中、亮子は強制調査権限を持つ東京国税局査察部の査察官(通称「マルサ」)に抜擢される。着任早々に功績を挙げ、やがて仲間からの信頼も得るようになった亮子。ある日、権藤に捨てられた愛人・剣持和江からマルサに密告の電話が入る。亮子は税務署員時代から目をつけていた権藤の調査を自ら進んで引き受ける。亮子の努力が実を結び、権藤に対する本格的な内偵調査が始まる事になった。暴力団・政治家・銀行が絡んだ大型脱税との戦いが始まった。
マルサの女 – Wikipedia
もう鉄板ですね。今だに国税の職場でも名前を聞く名作です。監督が作品を作るにあたって国税側が協力したとのことです。
作品は税務署で法人調査をしていた主人公の女性が局の査察部に異動になり、そこで活躍して巨悪を追い詰めるという内容です。
この作品を見ていた時筆者は大学生でしたが「国税ってこんな職場なのかぁ・・・。気を引き締めなききゃなぁ・・・。」なんて思っていましたが、結局映画と同じ場面には出くわしませんでした。
この映画が有名になりすぎて査察を表す隠語の「マルサ」はもう使えなくなったそうな・・・。
1987年の作品ですが今見ても面白い作品です。
第2位 マルサの女2
地上げ屋同士の熾烈な攻防戦が吹き荒れる、バブル期の東京。オフィスビルの建設ラッシュを機に、政治家・建設業者・商社・銀行が結託して巨額の利益を上げんと欲望を燃え上がらせていた。
そんな中、大物政治家の漆原から地上げを指示された代議士猿渡は、「天の道教団」の管長・鬼沢を手配する。鬼沢は宗教を隠れ蓑に風俗業など数々のビジネスを展開し、さらにヤクザを操り地上げの嵐を吹き荒らしていた。しかもそれらの商売による所得は秘密裏に宗教法人の収入に置き換えることで課税を免れていた。
「宗教活動以外での所得は課税対象となる」という税法を盾に、やり手査察官・板倉亮子を始めとする国税局査察部・通称マルサは、鬼沢の内偵調査を行う。亮子は大蔵省のエリート官僚・三島を引きつれ、鬼沢の身辺調査に入るが、教団信者やヤクザ達の妨害に遭い、調査は難航。ようやく脱税のシッポを掴んだマルサは強制調査に着手し、鬼沢の取調べが行われるが、鬼沢は頑として金のルートを明かさず、むしろ居直って地上げの正当性を主張する。
査察部は「天の道教団」から押収した証拠から裏金の全容をつかみつつあった。そんな中、鬼沢の手下が射殺される。査察部は脱税を隠蔽するために鬼沢が口を封じたのではないかと疑うが、鬼沢本人が尋問の真っ最中に狙撃されるという事件が発生。鬼沢も「トカゲの尻尾」、つまり使い捨てられる駒でしかなかったのだ。腹心の猫田も口封じで殺されるが、危うく難を逃れた鬼沢は巨額の財産を隠していた自分の墓に愛人とともに逃げ込んで高笑いする。
一方、鬼沢が地上げした土地では、ビルの着工を前に地鎮祭が行われる。鬼沢を背後で操り自らは手を汚すことなく利益を得た大臣・代議士・企業幹部は、地上げ屋らが死んでいることも意に介さず、早期に建設地が確保されてそれぞれが利益を得られたことを喜びつつ談笑する。フェンス越しにその姿を見つめながら唇を噛む亮子たちを背に、利権にたかる者たちの笑い声が高らかに響いていた。
マルサの女2 – Wikipedia
第2位は「マルサの女2」です。同じ作品ですがこちらも面白いです。
ただ最後はトカゲのしっぽ切りみたいなオチで、本当の悪に迫れなかったという苦い感じで終わってしまいます。
また今作では主人公に後輩ができるので、その後輩との絡みも見どころです。
第3位 ナサケの女
悪質な脱税者と闘う国税査察官・松子(米倉涼子)の活躍を描く。西伊豆税務署から東京国税局へ異動になった松子は、初出勤の前日から、国税局が内偵を進めるホストクラブに客を装って潜入する。ナンバーワンホストのリュウジ(金児憲史)に目を付けた松子は、リュウジの部屋に上がり込み、独自に調査を始める。
ナサケの女・国税局査察官 第1話 マルサの女帝VS10億脱税の主婦!(ドラマ) | WEBザテレビジョン(5790-1) (thetv.jp)
第3位は「ナサケの女」です。こちらは税務署の調査官から国税局査察部の情報部門に異動になった主人公にスポットを当てた作品です。第1話で主人公が調査先のお金を持って走る場面がありますが、まず税務調査でそんな場面はありません。あとお金の隠し場所とかもリアリティに欠けますが、ドラマとしては面白いです。署の調査をドラマにしたらただの公務員の仕事を映像化するだけなのでつまらないですから、派手な演出に走るのはまぁ仕方ないのかもしれませんね。
主題歌と主役の米倉涼子さんのダンスもかっこいいのでぜひ見てみてください。こちらは2010年の作品になります。
こちらはAmazon Primeにて配信されていますので興味があれば是非この機会に登録してください!
第4位 トッカン 特別国税徴収官
宝町税務署の新米徴収官・鈴宮深樹(井上真央)は、消費税や源泉徴収税などの滞納税を徴収する公務員。この日初めてのS(エス)をするため、滞納税約1300万円の皆川夫婦の自宅にやってきた。しかし、夫婦に塩を撒かれ、ぬか味噌を投げつけられ逆ギレされる。鈴宮が困り果てていると、そこに先輩徴収官の木綿子(鈴木砂羽)と釜池(笠原秀幸)、さらに見知らぬ男が応援にやってくる。
男は、トッカンの鏡(北村有起哉)。トッカンとは悪質な滞納者を扱う徴収官のエリートだ。鏡は躊躇なく皆川夫婦の資産を次々と差し押さえ、なんと愛犬のリリコまで徴収していく。その強引な方法に疑問を抱く鈴宮だが、トッカン付に任命されてしまう。
次に鏡と鈴宮は「大島プラスチック」に向かう。アクリルケースを製造する工場で、社長の照夫(泉谷しげる)と妻・史子(りりィ)は休みなく働いても赤字が減らず、約650万円を滞納していた。「こんなの弱い者いじめよ!」と嘆く史子に、鈴宮は何も言えなくなる。同時に鈴宮は自身のあるつらい過去を思い出していた―。
「大島プラスチックから差し押さえするのは無理だと思う」という鈴宮を、鏡は「ならばお前が担当しろ」と冷たく突き放す。そして鏡は鈴宮を、銀座でクラブを経営する白川耀子(若村麻由美)の差し押さえに連れていく。滞納税約400万円の彼女は高級マンションに住み、高価な品々に囲まれても「店は赤字だ」と税金を払おうとしない。
ある日、鈴宮は照夫から「大口の仕事が入ったから、最後のチャンスをくれ」と頭を下げられる。鈴宮は照夫を信じて工場に日参し、少しでも手助けをしようとする。
https://www.ntv.co.jp/tokkan/static/story.html
照夫の仕事は順調に進むが、しかし思わぬ事態が待ち受けていた―。
第4位は井上真央さん主演のトッカン 特別国税徴収官です。税務署の特別国税徴収官部門にスポットを当てた作品です。書籍版もあります。
筆者はドラマ見てから書籍を買いました。特別国税徴収官付徴収官に配属になった女性の主人公が直上の特別国税徴収官に振り回される作品です。
リアリティがあるのは納税者に「特別国税徴収官付の〇〇です」というと「え?特別のなにかなんですか?」と聞き返されるところです。(筆者は特別国税調査官付だったので納税者に事前通知したとき聞き返されました。実際開発部門なんて大したことしてないんですけど)
あとは内観調査に触れてたのもいいですね。滞納者のガールズバーやカフェの内観(調査官がお客さんのフリして潜入すること)を実施するシーンがあるのですが、お酒飲みつつも後で報告書を作らないといけないので~のお酒を~杯頼んだというのは覚えておかなくてはなりません。あと営業中にレジのお金の差し押さえはやらないでしょう。徴収経験はありませんが、そのくらいはわかります。
内観調査はただで飲食できますが、店選べないからそんなにおもしろくないのよね・・・、今度記事にまとめます。
トッカン 特別国税徴収官の第1話の感想記事を書いてみました!
なお今回紹介する「トッカン」はHuluで2週間無料でみることができるので、興味がある人はこちらのボタンから会員登録を是非お願いします。
第5位 チェイス ~国税査察官~
国税査察官が脱税コンサルタントと知恵の攻防戦を繰り広げる。査察官・春馬(江口洋介)は、1枚の偽領収書からレンタカー会社社長・財津(佐藤二朗)の脱税に気付く。春馬ら査察部は調査に乗り出すが、隠し資金は、税金逃れを指南する村雲(ARATA)により、税金の掛からないカリブ海の島に送られた後だった。
チェイス〜国税査察官〜 第1話 チェイス〜国税査察官〜「カリブの手品師」(ドラマ) | WEBザテレビジョン(5412-1) (thetv.jp)
こちらも査察を舞台にした作品です。本作品は国外との取引を通じた「租税回避」に査察が立ち向かう内容になっております。
仕事内容よりプライベートの内容がキツかったです。仕事に打ち込む過程で、家族仲が悪化していく描写が・・・。この作品見て国税に行きたいって人はいないでしょうね。今の国税はワークライフバランスを重視しているのでここまで酷くはないと思うので安心して職場に入ってください。
名前はわかりませんが、マルサの女に出ていた俳優がこの作品にも出演していました。
まとめ
以上が国税を題材にした作品5選です。一部の作品はアマゾンプライムとHuluで見ることができますので是非この機会にご加入ください。
私はこの国税から脱出して現在外資系企業で働いています。
公務員からの脱出プランはこちらの記事とnoteを参考にしてください。
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