皆さんは人生の選択をするにあたって「親の言うこと」を参考にするでしょうか。
今回は筆者の今までの人生において「親の言うこと」を聞いた結果その選択肢は誤りだったこと、そして「自身の価値観」を大切にした結果良い環境へ就職できた体験を共有したいと思います。
それでは行ってみましょう。
親の言うことを聞くことは本当に正しいのか。皆さんの疑問を解消します。
初めまして!筆者は
・8年間国税専門官として税務署勤務。
・新卒で地方の国税局採用でした。
・国税辞職後は外資系の会社で働いています。
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転職するまでめちゃめちゃ親孝行な子でした
私は自分でいうのもなんですが、めちゃくちゃ親孝行な子だったと思います。
- そこそこの公立高校を出て、そこそこの国立大学へ入学。
- 公務員試験を受けてそれなりに知名度のある「国税専門官」として働く。
公務員試験に合格し、内々定をもらったときは人生安泰だと思っていました。
もちろん国立大学と言っても旧帝大クラスではないので、学歴エリートではありませんし、国税は知名度は高いもののそこまで難関試験というわけではありません。ほんの少し努力ができる人であればだれでも受かる試験だと思っています。
でもそこそこの大学をでて公務員って割とよさげな響きじゃないでしょうか?
こうなったのも筆者が親の意見をそれなりに重要視していたからです。「国立大学なら学費も安いし知名度は高い」「公務員ならクビになることはないし、給料もそれなりにいい」そんなことを子どものころから聞かされていたためその選択肢が誤りだとは思ってもみませんでした。
国税専門官として働いていたものの
国税の仕事も初めから嫌というわけではなく、最初の内はそれなりに成長を実感していました。例えば最初は税務調査に行くと言っても、何をしていいかよくわからないような状態で先輩(おっちゃん)からの同行指導を受けてどうにかこうにかこなしていました。それでも半年もすれば規模が小さい事案であれば単独で調査に着手し完結に至るくらいのノウハウは会得し、1年後には簿外の通帳を見つけ脱税としての事実認定をできる程度にも成長しました。
ただそれも最初の4年程度でした。
5年目は初めての転勤を経験し筆者は田舎に左遷されました。
田舎署では働かないおじさんが多く、また、管理職も自ら公文書の日付を偽装するような質の悪い上司でした。このあたりから「国税で働くのって本当にいい人生なのか?」と自身がこのまま定年まで働くことに疑問を覚え始めました。
この次の異動でも筆者の異動願は叶わず、税務調査の取引情報を集める部署に左遷され同時並行で高卒の普通科のおばさんやら頭の薄いおじさんどもから執拗なパワハラを受けストレスの多い日々を送っていました。
このまま自身が成長できない環境でパワハラに潰されるよりかは「思い切って英語の勉強に注力して、外資系の企業でバリバリ活躍できるような人材になるぜ!」と決意を新たにしました。
辞めようと決意してからとりあえず行動
まずは父親に電話しました。
あ、もしもし。オレ国税今年でやめるからよろしく
父親「おい、考え直せ」
みたいなやり取りをしましたがすぐ電話は切りました。親のすすめで公務員になって結果的に人生に疑問を抱いているんです。親のアドバイスはこれ以上受け付けません。
この週にちょうど国税の「身上申告書」に自身の異動希望を書いて特官に出す必要がありました。そこで身上申告書の
□辞職予定
に思い切ってチェックをつけました。
特官!身上申告書ここに置いときますね^^
といって決裁文書入れに置いておきました。数日後ミーティングルームに呼び出され
特官「え?やめんの?なんで?」
と聞かれましたが意思は固かったので淡々とてきとうに質問に答えていました。
その後フィリピンでの英語の勉強と転職活動
その後はフィリピンでの英語の勉強やオンライン面接での転職活動を経て、今は外資系の企業で働いています。詳しくはこの辺を見てくださいね。
親の言うことは正しい?
結果的にストレスフルで薄給な国税から、ITツールをつかってオシャレなオフィスで英語をバリバリ活かして給料の良い外資に転職しとても満足しています。
親の言うことに反抗して、自身の価値観を大事にした選択をしたことで私の人生はより豊かになりました。
なぜ親の言うことは正しくないのでしょうか。結論は
価値観が自分に合わないからだと思いました。
「価値観」は人それぞれ違います。煉獄さんも言うくらいだから間違いないでしょう。子の個性を尊重せず、押しつけがましく
- 〇〇大学は有名だからそこにすべきだ。
- 就職先は△△なら大企業で知名度抜群だから間違いない。
- ××をするのはやめておけ。
なんていうのは愚の骨頂です。いわゆる「毒親」ですね。
いま現在自身の将来で悩んでいる人へ
今現在親の勧めで学校を選んだ結果、その学校があっていなかったりあるいは親の勧めで職場を選び、その仕事が自分にあわないと感じる方は思い切って、自身の価値観に重きを置いた選択をしてみるといいと思います。
もちろんリスクはあります。私は半年間30過ぎの無職男性でした。
フィリピン留学なんかいいですよ。英語も学べるし現地の異性のフィリピン人とも仲良くなれるし。
まとめ 親の言うことを聞くだけの人生に終止符を
人生は時には思い切った選択も大事です。今現在自身の生活に悩んでいる方は思い切った選択を取ることで好転するかもしれません。より豊か人生を一緒に勝ち取りましょう。
私はこの国税から脱出して現在外資系企業で働いています。
公務員からの脱出プランはこちらの記事とnoteを参考にしてください。
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