皆さんこんにちは!
本日は元国税専門官の筆者が国税を題材にした書籍をランキング形式で発表します。これらは全て筆者が採用前or採用2年以内に読んだ本ですので国税の職場に興味がある人は是非参考にしてください。
国税の職場って全然イメージわかない・・・。
そんな人になんとなく国税の雰囲気を掴んでもらえるような作品一覧となります。
余談ですが筆者は割と国税を題材にした作品を読むのが好きでこういったイメージを持ったまま職場に入ったらパソコンができないおじさん(MJ)ばかりで驚きました。
ですのであくまでこういった部署もあるのかもしれない、程度で挑んだほうが良いかと思います。
はじめまして!筆者は
・国税専門官として8年間税務署勤務。
・新卒で地方の国税局採用でした。
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第1位 マルサの視界
国税局の査察部をテーマにした作品です。
筆者は上田二郎氏です。筆者が採用1年目に読んだ本で、「査察ってこんな職場なのかぁ・・・」なんて思いました。この本では査察の役割や仕事の一部を垣間見ることができるので、「国税入ったら査察部で不正を暴きたいぜ!」という熱い思いを持った国税志望者は読んでみることをお勧めします。
「調査の女神」っていうワードはちょっとくさいと思いました・・・。
第2位 国税局直轄 トクチョウの事件簿
第2位は「国税局直轄 トクチョウの事件簿」。作者は1位のマルサの視界と同じ上田二郎氏です。
同じ作者ですがおもしろいから仕方ないです。この本は税務署の特別調査班略して「トクチョウ」の仕事内容を記した作品です。
トクチョウは局で調査するほどではないが、高額悪質な事案を担当する部署です。税務署においての「特別調査」をイメージしたい人にはオススメの本です。1位と同じく「調査の女神」がほほ笑む描写があります。
筆者(貝殻)はトクチョウ班ではなかったのですが、トクチョウ班に調査に役立つ情報の提供をする部門におりました。
第3位 国税局資料調査課
この本は国税局にある「資料調査課」という部署を題材にした作品です。作者は佐藤弘幸氏です。
「資料調査課」は「高額、悪質、規模大」で、署では調査できないような事案を担当する部署になります。査察と違って任意調査なので令状はありません。「査察」を題材にした作品は多いですが、「資料調査課」を題材にした作品はこれくらいです。任意調査の限界と言われる資料調査課の仕事の雰囲気を感じてみたい方は読んでみるといいと思います。
第4位 トッカン 特別国税徴収官
第4位はトッカン 特別国税徴収官です。作者は高殿円氏。税務署の特別徴収部門を題材にした作品です。2012年にはドラマ化もしました。署では徴収トッカン部門なんて言われています。
特別徴収官付徴収官である主人公が、特別徴収官(通称トッカン)に振り回される作品です。
これは元職員からするとまぁ・・・ドラマです。
これは3作品読みました。1作目は徴収部門ってこんな感じなのかぁと思ってみてましたが、2作目と3作目はフィクション感がちょっと・・・。上記の作品と違って作者も元職員ではなさそうです。
読み物としてはおもしろいので気になる人は読んでみるといいと思います。
第5位 入門税務訴訟―マンガでわかる税務調査から訴訟まで
第5位 入門税務訴訟―マンガでわかる税務調査から訴訟まで。作者は八ツ尾順一氏。これは国税の職場を題材にした作品ではないですが何かの参考になるかと思い試しに買ってみました。結果から言うとあまり・・・。国税の職場の古き風習の一部がOB税理士の主人公から語られますが、そこは今も大して変わらんと思った記憶があります。
まとめ 国税の職場を題材にした作品5選
いかがでしたでしょうか。以上が筆者が今まで読んだ国税を題材にした読み物です。
国税の職場に興味ある人は読んでみればいいと思います。
今回は以上です。
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