【国税】若手必見！国税の出世方法とは

皆さんこんにちは。

本日は国税の出世方法について解説します。

この辺を実践しておけば目を掛けられるのではないかという点にフォーカスした内容ですので、若手の国税職員の方の参考になればと思います。

それではいってみましょう。

１　研修成績トップを狙う

国税専門官の場合採用４年目で「専科研修」という職員の今後を左右する重要な研修があります。この研修成績で上位５％に入ると「金時計」という副賞をもらえて給料も少し上がります。（ほんの少しです）

金時計とは正確に言うと「金色の懐中時計」です。

こんな感じのものです。

金時計を取った人はその後の異動ルートが普通の職員と全く異なります。財務省に行ったり国税庁に行ったり、署に戻ってきたかと思ったらすぐ局に行ったり・・・・。（その過程でメンタル悪化して署の内部事務に張り付けになる人もいます）

金時計を取るには元々高学歴だったり、税理士試験を受けたことがある人のほうが有利ではありますが、筆者の同期ではそんなに偏差値の高くない地方の大学や理系の学部の人でも金時計を取った人もいます。努力次第では金時計を取ることができるので出世したい人は是非頑張りましょう！

２　労働組合の幹部を目指す

労働組合の幹部は出世コースに繋がるらしいです。筆者の税大時の教授、のちの税務署長になった人は研修成績自体はよくなかったものの若いころから労働組合活動に取り組んでおり、結果的に署長になりました。調査が嫌で仮病を使ったというくらい税務調査に適正がなかったといったことを言っておりました。

労働組合の幹部になる方法としては、直近の先輩に気に入られることです。筆者のときは２期上の先輩職員が組合青年部長のようなポジションを担っていました。この青年部長のポジションは指名制で現青年部長が「２期下の〇〇はよく言うこと聞いていいやつだな、あいつを次の部長にするか」というような感じで決まります。（筆者の局の場合です）

こんな感じのやりとりを２０年くらい耐えれば署長のような指定官職になる道も開けます。勉強に自信はないけど署長になりたいぜ！という方はこちらの方向で出世を目指してみてください。

組合活動の具体的な内容としてはビラ配りやら決起集会やらも当然ありますが、お花見とかレクリエーション活動のセッティングや参加もあります。月に何回かは休日潰れるのでそれを覚悟で取り組んでみてください。（その分日当も出ます）

３　ひたすら一統括を持ち上げる

人事評価を担っているのは誰でしょうか。答えは一統括です。そしていい評価をもらえないといい部署に行くことはできません。もし出世欲があるのであればひたすら一統括をこすりましょう。個人的に仕事終わりに飲みに行くくらいの信頼関係を構築するのがベストでしょう。

国税の評価基準はこちらの記事を参考にしてください。

はっきり言って一統括の主観のみの評価です。現に若い女性職員が高評価をもらいやすい傾向にあります。若い女性が評価をもらうだけならまだいいのですが、こういった女性がA評価をもらったことを鼻にかけて自分は仕事ができる！お前らとは違う！みたいな変なプライドを持ち始める人もいます。

番外編　結婚をしておく

結婚しておくor結婚予定ありますとアピールしておけばすぐ辞めないと思われるのか局とか総務に行く傾向があります。結婚できるくらいのコミュ力と魅力があれば重要な仕事任せられるやろと思われるのかもしれません。ある意味資格とか証明みたいなものです。

逆に独身は悲惨です。田舎の署に飛ばされたり（ほとんど独身です）、あってもなくていいような部署に飛ばされたり・・・。人事ガチャはことごとく理不尽な目にあいます。

なるべく早期に結婚しておきましょう。

番外編２　女性のほうがいい部署にいきやすい

幹部女性を増やしたいという思惑があるためだと思いますが、望まずとも女性のほうが出世レース上有利です。10年職歴を買えば一目瞭然です。

まとめ　国税の出世方法

いかがでしたでしょうか。

国税は令和にもかかわらず中身は昭和なので「飲み会　組合　結婚」はマストだし、それを避けては出世できません。

出世欲がある人はこの辺を対策しておきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。